ゆうとう泌尿器科クリニック

施設情報

検査機器紹介

尿検査

ほとんどの泌尿器科の病気に必要となる検査です。
尿検査には「尿定性検査」と「尿沈渣検査」があります。

  1. 尿定性検査
試験紙に尿を滴下して試験紙の色の変化から、尿中のタンパクや糖、血液などの有無を調べる検査です。
当院では全自動尿定性分析装置を用いて、自動で素早く精度の高い検査を行います。
  1. 尿沈渣検査
尿の中に赤血球や白血球、上皮細胞、円柱、細菌、結晶などが含まれていないかを顕微鏡で観察して調べる検査です。
当院では全自動尿中有形成分分析装置を用いて、自動で素早く精度の高い検査を行います。
  • 尿を用いた検査では尿定性検査と尿沈渣検査以外にも、尿細菌培養同定検査、尿細胞診検査、尿中PCR検査などがあります。

尿検査が必要な病気

画像:尿検査機器
画像:尿検査機器

血液検査

血液を採取して、その成分を測定することで、現在の体の状態を判断します。
前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA、腎臓や肝臓の機能、貧血の有無、男性ホルモンなど、症状に応じて必要な項目を血液検査でお調べします。

血液検査が必要な病気

超音波検査

診察室で手軽に体の中の状態を調べることができます。痛みや被爆の心配はありませんので、繰り返し検査することができます。
腎臓、膀胱、前立腺、精巣の観察に使用するため、泌尿器科には欠かせない検査です。
当院では肛門から挿入して前立腺をしっかりと観察できる経直腸プローブを用いて、前立腺針生検を行うこともできます。

超音波検査が必要な病気

前立腺針生検

前立腺がんを診断する唯一の方法です。前立腺に針を刺して組織を採取します。
当院では、会陰(えいん:陰のうと肛門の間)から針を刺す「経会陰式前立腺針生検」を行っています。
局所麻酔で検査を行いますので、日帰りで前立腺針生検を受けて頂くことが可能です。

前立腺針生検が必要な病気

軟性膀胱鏡検査

内視鏡を尿道から挿入して、膀胱・尿道の中を観察します。膀胱の中に腫瘍や尿路結石が疑われるときに行います。
当院では総合病院と同じ、高画質で、直径約6mmの細くやわらかい内視鏡を用いることで、検査時の痛みや違和感は少なく、膀胱の中を鮮明に観察することができます。

軟性膀胱鏡検査が必要な病気

軟性膀胱鏡自動洗浄消毒器

当院では軟性膀胱鏡専用の自動洗浄消毒器を採用しています。
使用した軟性膀胱鏡は、検査終了ごとに毎回自動洗浄・消毒を行い、感染予防を徹底しています。

画像:軟性膀胱鏡

軟性膀胱鏡

画像:軟性膀胱鏡自動洗浄消毒器

軟性膀胱鏡自動洗浄消毒器

レントゲン検査

当院では旧式のレントゲンフィルムは使用せずに、CRシステムというデジタルシステムを導入しています。
レントゲンフィルムを使用しないために環境に優しく、被曝量も少なくなります。撮影後すぐにモニターに画像が表示されるため、患者さまの待ち時間が短くなり、画像の濃淡・コントラストの調節や過去の画像と比較することも可能となります。
泌尿器科では主に尿路結石の診断に使用します。

レントゲン検査が必要な病気

干渉低周波 頻尿・尿失禁治療器
ペリネスタ(旧ウロマスター)

ペリネスタは痛みの少ない周波数の電流を用いて、膀胱や骨盤の筋肉や神経に刺激を与える干渉低周波治療器です。
膀胱や骨盤の中の排尿に関係する筋肉や神経に刺激を与えることで、頻尿や尿失禁の症状を改善させる効果があります。医学研究でその有効性が証明され、国内で唯一保険治療が認められている治療装置です。

頻尿や尿失禁のお薬を飲みながら使用することもでき、より高い効果が期待できます。

皮膚に4ヶ所パッドを貼るだけで痛みも無く、服を着たまま治療を受けることができます。
副作用も無く安全に使用できますので、性別や年齢を問わず、ほとんどの方で使用することができます。

画像:干渉低周波 頻尿・尿失禁治療器 ペリネスタ

治療は1回20分。最初の3週間に6回まで、その後は2週間に1回まで、行うことができます。

  • 感染予防のため、ペリネスタをご使用頂く際には個人専用のパッドを購入して頂く必要があります。